Jackie

今日は、2012年の11月末から、Lawrence Humane SocietyのAdoption Roomで
新しい家族をずっと待っているタキシードキャットのJackieを紹介します。


見た目も性格もどことなくちーこに似ているJackieは現在4歳。
基本、人に媚びることなく、真実を見透かすかのように真っ直ぐに人間の目を見るネコです。
プレイルームで1対1で遊ぶと、最初は床にでーんの伸びて、お腹やら背中やらを触れるのが大好きです。


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ヒモや既成のおもちゃでも上手に遊びます。



遊びが終わる時間が近付くと、椅子の陰に隠れたり、部屋の角にたたずんだまま上を見上げ、ジャンプをします。私には、「自分の部屋に帰りたくない、まだ遊んでいたい」と言っているように見えました。


そんな姿を見て以来、彼女とはできるだけ長く遊ぶようにしていました。
普段は30分、長い時は1時間を超えていました。


基本、私は週に一度しかこの施設には顔を出しません。
訪問前にはオンラインのウェブサイトをチェックし(写真が消えていたら新しい家族の元にもらわれた可能性が高い)、担当者に問い合わせることが慣例となっていました。


数週間前、ウェブサイトにもネコルームにも彼女の姿がありませんでした。
何となく胸騒ぎがして、フロントスタッフに聞いてみました。


すると思いも掛けない返事。
週末にやってきた里親候補・訪問客を噛んだとのこと。
そのため州法に沿って、10日間の隔離、検疫で奥の部屋で管理されているというではないですか。


「ようやく彼女にも新しいおうちが見つかったのかも!」と思っていただけに、
胸がつぶれるような気持ちになりました。


ここのアニマルシェルターはNon-Kill Shelterではないだけに、
このまま安楽死させられたらどうしよう…と不安でいっぱいになりました。


居てもたってもいられないので、昔通信教育でお世話になった動物虐待に詳しい先生にメールで問い合わせをしたり、現在お世話になっている獣医さんに話を聞いてもらったりしながら情報を集めました。


獣医さん曰く、例え誰かを噛んで施設が訴訟に巻き込まれたとしても、すぐに当該動物が殺傷されることはないこと、隔離されて様子を見ているということは悪いサインではないという返事が返ってきました。


通信教育でお世話になった先生からは、施設の責任者に詳細を聞きなさいというアドバイスがありました。
結果、事件から10日が過ぎて何もなければ、再びAdoption Roomに戻って、新しい家族を探すことになると思うとの回答をもらいました。



それからは、5分でも10分でも時間があれば、Jackieを訪問する日々が続きました。
凛とした姿は変りませんでしたが、どことなく淋しそうで、元気な姿を見ても心配でたまりませんでした。



その後、11日目にしてようやくAdoption Roomに戻ったJackie(部屋が満杯で復帰が遅れたとのこと)。



先日はひざにのったまま、1時間以上うたたねをしたJackie。
安心しきった姿を見て、うれしい反面せつなかったです。



施設のスタッフは、私が訪問すると「今日のJackieはどうだった?彼女を訪問してくれてありがとう!」と言ってくれます。彼らも心配しているのだと思うと、最後まで諦めることなく、彼女の新しい家族探しを見守ろうと思います。



昨日の訪問では、以前のようにいきなり不機嫌になったJackie。


彼女にぴったりのやさしい家族が現れますように!

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by nekoyama88 | 2013-05-27 11:34 | ねこ | Comments(0)

アメリカコネチカット生まれの猫と日本で暮らす


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