ねこやま in  金曜テレビの星

もう記憶はさだかではないのですが、私のハンドルネーム「ねこやま」について書いてみようと思います。

1999年もしくは2000年、私がまだ日本で仕事をしていた時、「金曜テレビの星」という番組が放映されていました。その中で、年2回もしくはシーズンが変わるごとに、動物病院の特集が組まれていました。確か、この番組は、最先端の動物病院の様子、真摯に動物とその飼い主に関わる獣医師の姿、動物と人との絆等を紹介していたと記憶しています。

さまざまな事実にもとづいたストーリーの中で、私の心を捉えたのが、「ねこやま」の存在でした。白地に茶色のぶちがある毛皮をまとった、このおじさんネコは、銭湯を営むおばあさんのお隣に住んでいました。彼にとっての日課は、銭湯のおばあさんの飼っている犬を訪問すること。この犬(柴犬だったかな?)、かなりの高齢で、ほとんど寝たきりなのですが、点滴等を施してもらうため、おばあさんが乳母車に乗せて毎日病院通いしていました。

一方で、「ねこやま」は毎日毎日決まった時間に、おばあさんのお部屋に上がりこみます。おばあさんの愛犬とつかずはなれずの距離(定位置)で、姿勢を正して、でも表情は変えずに、じっとワンコさんを見守っているのです。

しばらくして、このワンコさん、天国に召されてしまいました。おばあさんの悲しみは深く、なぐさめようがありません。けれど、おばあさんは少しずつ元気を取り戻しました。その理由の一つは、「ねこやま」が、ワンコさんの死後も黙々と、毎日毎日おばあさんの部屋を訪問したからです。物語の最後には、銭湯の番台に鎮座し、招き猫となって(生きてます!)おばあさんを見守る「ねこやま」の姿がクローズアップされました。

このストーリーに出会った時、私は涙ぐんでしまいました。だって、「ねこやま」おじさん、すごいんですもの。何があっても、一貫した行動を取り続け、見返りを求めない姿に、魅せられてしまいました。この「ねこやま」おじさんを見て、改めて感じたのは、「人の心を動かすのは、美辞麗句ではなく、一貫した行動なのだ」ということです。簡単にできそうで、実はとてもむずかしいことをやってのける「ねこやま」おじさんをはじめ、動物って、本当にすごいなと感心したものです。

それ以来、「ねこやま」は私のハンドルネームとなって、私を励ましてくれています。

でも、ひょっとしたら、テレビ局は適当に映像を切り貼りして、感動物語を作り上げたのかもしれません。また、「ねこやま」おじさんも、おばあさんがくれるおやつに心惹かれて、訪問していただけかもしれませんが...

時々、無性にこの「ねこやま」おじさんに会いたくなり、ネットで検索をかけるのですが、まったく彼の情報にたどりつくことができません。このブログを訪問してくださったみなさま、もし何か情報をお持ちでしたら是非教えてください。


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          ねこやましゃん、でてきなしゃい。
Commented by 猫の家政婦 at 2006-11-08 21:58 x
素敵な話やわ。動物って、見返りをもとめんもんね。
それやのに、人間は平気で裏切り、捨てていく。
ねこやまちゃん、おっとこまえ!こんな猫さんに出会える
おばあさんもきっと、素敵な人だと思うわ!

勉強、がんばっとるか?
Commented by nekoyama88 at 2006-11-09 10:34
★猫の家政婦さま、
なかなか味のあるネコさんですよね~。本当はおばあさんに会いに来てたのかもしれませんよね...

勉強、ぼちぼちなのです。なので、ハイッ、がんばらせていただきます!応援、ありがとうございます(笑)。
by nekoyama88 | 2006-11-08 09:13 | ねこ | Comments(2)

アメリカコネチカット生まれの猫と日本で暮らす


by nekoyama88