不思議の国アメリカでのカーメンテナンス

先日、1年ぶりに車(Toyota Echo)のメンテナンスに、ディーラーに行って来ました。3ヵ月毎(=3,000マイル)に点検してもらうのが理想らしいのですが、私の場合、走行距離が極端に短いので(=3,000マイル/年)、気が付いたら1年たってました。特に問題もなかったので、3,000マイルを超えるまで待っていたというのもあります。ところが、とある寒い日にエンジンをかけようとしても、かからない事件が起き、怖くなって翌日跳んで行きました。実際は、3回目でかかったのですが、こんな事件はこの車を購入して以来のことだったので、驚いたのです。

メンテナンスは4時間。その日の閉店時間ギリギリに「点検完了」の連絡が入りました。自宅からは30分以上かかるので、翌日引取りに行きました。で受け取ったのは、点検結果が示された紙1枚のみ。460ドルを受付で支払っておしまい。
「ええ~、普通、担当者が出てきて、簡単に説明してくれるんとちゃうの???」
と思いましたが、問題なしのようだし、一応優良ディーラーみたいで、込み合っていたし、その場を去りました。何といっても、自分の車が元気で帰って来て、とってもうれしくって、それだけで舞い上がっておりました。

それから1週間後、今度はリコールの無料修理のために、再びディーラーへ。実は、メンテナンスの時に、一緒にリコールの箇所も修理することをお願いしていたのですが、必要なパーツが別注だったようで、「再予約してください」と電話がかかってきました。「ええ?うそ~。こっちはもう終ったと思ってるのに...それやったら、支払いの時に、一言いってくれたらいいのに。」と思いました。結局、2時間くらいだったので、待合室で勉強してました。

この日は、メンテナンス部のおじさんがやってきて、
You are all set (全部終わりましたよ)!
と言ってくれたので、安心して帰宅しました。

で、数日後、足元のパーツを何気なく見ると、「あれ、なんか一部が壊れてる...しかも接着剤で貼り付けた後がある...こんなの、前からあったっけ?ひょっとして、床を張り替えるのに、パーツをはがして、それで壊されたのか???でも、人を疑うのも何だかなあ...まあ、気にならないこともないけど、この車を売る時に、それでいちゃもんつけられたらイヤやしなあ...」としばし悩み...パーツの値段を調べようとしてみたり...でも、正式名称が不明なので探しようもなく...仕様書にも書いてないし...アメリカ人はこんな小さなダメージは気にしないのか...???

日本人の友人と話した結果、「ここはアメリカ。クレームつけて、なんぼの世界。壊したのは相手の可能性が大やし...もしも、良心的なディーラーなら、取り替えてくれるはず。」という結論に達し、まずはE-mail。

「メンテナンスをして頂いて、ありがとうございました。でも、パーツの一部が壊れているのですが、何かご存知ですか?リコールの修理以前には、なかったように思うのですが。」というメッセージを残しました。

翌日、すぐに電話が入り、「たぶん、修理中に壊れたのでしょう。無料で交換します」とのこと。

あまりにあっさりしていて、びっくりしてしまうと同時に、「壊した張本人は自分だとわかっているはずなのに...それだったら、その場で謝罪して解決方法を示してくれれば済むのに...」と思ってしまいました。ああ、いろいろ考えて、行動してかなりストレスでした(溜息)。

文句を言われてもさっぱりしているのは良いけれど、「クレームが来るまでは対応しない」というのも、何だかなあ...と、問題が起きる度に思います。結局、「言ったモン勝ち」って、ことなんですよね...ってことは、自分の非なのに、相手のせいにしてうまく世渡りする人もいるはず。じゃあ、文句を言えない(言いたくてもどう言えばいいのかわからない、言語の壁がある、文句を堂々と言うことが良いこととして育てられていない)人は「泣き寝入り」なんでしょうか...

「アクシデントが起こるのは当たり前。だから、すぐに対応しますよ。」というこの国の人々の対応。良いのか悪いのか...何だか、文化の違いに溜息をついてしまいました。
by nekoyama88 | 2007-03-13 10:30 | アメリカ

アメリカコネチカット生まれの猫と日本で暮らす


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